PSIは、スイス最大の自然科学・工学の研究センターです。当センターでは、物質と材料、エネルギーと環境、人間と健康というテーマで最先端の研究が行われています。1988年以来、基礎研究および応用研究を通じて、社会、経済、科学分野における主要課題について持続可能なソリューションに取り組んでいます。

PSIでは、中性子源やシンクロトロン光源、ミューオン源を用いたスイス唯一(一部に関しては世界唯一)の大規模な科学研究施設を運営しています。毎年、スイス国内と世界各地から2500人以上の研究者が研究実験を行うためにPSIを訪れています。

PSIでは研究の他にも特定のがんに対して陽子線治療を行うスイス唯一の設備も運営されています。2、000人を超えるPSIの職員のうち、700人が科学者です。若手の教育は、PSIの中心的課題です。職員の約4分の1は博士課程修了者や博士課程の学生、あるいは実習生です。さらに、学生から社会人に至るまで、それぞれが学生用実験室のiLabまたはPSI研修センターで、職業訓練や専門教育を受けています。

2016年にPSIは、大規模研究施設として原子および分子構造の一時的変化を可視化するX線レーザーSwissFELの運営を開始しました。これにより研究者たちは、現在使用できる方法では不可能であったものを実際に見ることができるようになります。初回のパイロット実験は、2017年に行われる予定です。